メダカを育ててて、最近よく見かける赤い糸みたいな生物。
見たことありませんか?
虫が嫌いな私としては気持ち悪いですが・・・
赤い虫の正体
調べるとユスリカの幼虫だそうです。赤虫ともいいます。
基本的には無害な虫みたいですが、何だか気持ち悪いですね。
ちなみに大人のメダカなら食べてしまうようです。
幼虫から成虫になるまでに2週間から1カ月くらいです。
なるほど!!
それで、卵ゾーンや、稚魚用のところで目立っているということですね?
成虫になっても直接的な害は少なく、通常の蚊と違い、刺したりすることはないみたいです。
ただ、大量発生すると蚊柱を作ることがあります。
頭の上にたくさん虫が飛んでるやつ、あれです。
ユスリカは寿命はさほど長くないようで、2~4日ほどです。
他の生体のエサになるという側面もあるため、生態系を考えると悪くはないのかもしれません。
むしろ、有機物をエサとして食べて、糞を排せつしますが、バクテリアで分解されやすくなっているため、水質浄化にも役に立っているようです。
どこからやってきた?
栄養の富んだ水辺で増えます。卵を産み付けられているのでしょう。
特に水流がなかったり、富栄養化したところで増えやすいということで、ビオトープ環境では増えることが多そうですね。
対策
もともと寿命が短いため、成虫に対して殺虫剤もありますが、あまり効率的ではないのかもしれません。
ユスリカが集まる条件を作らないこと、家の中に入れないことが被害を減らすポイントになりそうです。
ユスリカが集まる条件
- 明るいところ(光に集まってくる)
- 高いところ
つまり、外出先で頭の上に集まってきてるようなら、かがみながら、他に高いものがあるところに移動すればそっちの上で集まるということです。
そうはいっても、殺虫剤も効果はあるので、すぐにどうにかしたい場合はありだと思います。
ともあれ、赤い虫の正体は、ユスリカの幼虫でした。
メダカにとって、害虫ではなく、益虫なのかもしれません。
成虫になる前に大人のメダカに食べてもらいましょう。
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