クロガネモチについたカイガラムシの駆除と対策

  • 木の枝になんか付いてるってなったことはありませんか?
  • なんか最近、木の元気がないなってなったことはありませんか?
  • 木の周りにアリをよく見かけるなんてことはありませんか?

 

もしかしたらそれ、カイガラムシに感染してるかもしれません。

 

気づくのが遅れると、木のダメージは大きいものがあります。

今回はまだ比較的初期かとは思いますが、以前、それで枯れてしまったことがあります。

 

カイガラムシとは?

主に植物に寄生して、樹液を吸って、枯らしてしまいます。

同時に多くのはが枯れたり、枝に元気がなくなってくるとかなり怪しいです。

 

上の写真の通り、枝にぶつぶつがたくさんついているのがそれです。

数ミリの大きさですが、たくさん連なっていることが多いです。

 

すす病(黒いすすに覆われたようになってしまい、最悪の場合、枯れてしまう病気)やこうやく病(枝や幹の表面に灰色や茶色のカビをはやして、やはり最悪の場合、枯らしてしまう病気)を誘発してしまします。

 

カイガラムシの排泄物には糖分が含まれているため、アリやアブラムシが好んで寄ってきます。

そのため、思い当たることなく、アリをたくさん見かけるようなら、木をよく見てみる必要があるかもしれません。

 

また幼虫は小さく、外から持ち込みやすいため完全に防ぐのは難しい害虫の1つです。

カイガラムシの除去方法

成虫になると、名前の通り、貝殻のような固い物質で覆われて殺虫剤などが効きにくくなります。

そのため、直接取り除きます。

 

指でこすれば比較的簡単にとれます。

ただし、素手よりは手袋をすることをお勧めします。

また歯ブラシなどを使うのもありですが、植物を傷つけないようにしましょう。

 

 

すでに木の状態が悪くなっているようなら、剪定してしまうのも1つです。

 

カイガラムシの対策

成虫になってしまうと殺虫剤は効きませんが、幼虫の状態であれば効果はあります。

幼虫は5月~8月に孵化することが多く、成虫になるまえに殺虫剤を散布するのが対策の1つと言えるでしょう。

 

こまめに木の状態を観察することが、早期に発見するために大切なことかと思います。

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